三叉神経槽グリセリン注入法

三叉神経節ブロックの手技に準じ透視下にブロック針(22~23G)を三叉神経節に刺入し,患者を坐位とする.側面透視像を見ながら髄液の逆流が得られる位置まで進め,イオへキソール0.2mlを注入し造影を行う.三叉神経槽内にあることを示す特徴的な造影像が確認できれば,無水グリセロール0.3~0.4mlを注入する.注入時は刺激痛が起こることが多い.

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※「ペインクリニック治療指針」から抜粋