Afp

(αフェトプロテイン)

Afp(αフェトプロテイン)は,肝細胞癌の腫瘍マーカーです.


●参考値

・≦10.0 ng/ml

▲高値

・肝細胞癌

・ヨークサック腫瘍

・その他の良性疾患:肝炎・肝硬変症等

■増減

・出生直後>10000

・妊娠後期(胎児を有するため)



Afpは,胎生期のヨークザック(卵黄嚢)で多く作られる蛋白です.乳児以降,高値を示すのは多くの場合肝細胞癌です.レクチン分画でさらに鑑別します.

L1:良性疾患

L2:ヨークザック腫瘍

L3:肝細胞癌

何かご不安があればすぐにお診せ下さい.

JLAC:5D0150000023005

αフェトプロテイン α-fetoprotein Afp