内科は手術など大掛かりな治療を次点とする診療科です.お薬を出すのが多いのは事実です.しかし患者様やご家族の生活と病状の経過や検査結果を考え合わせ,手術や救急搬送に至らぬよう診療します.
高血圧症,糖尿病,高脂血症,肥満症などの生活習慣病,アレルギーや内蔵障害など長期の検査や投薬が必要な慢性病を,カゼや便秘など身近な急性病とあわせ,じっくり診て行きます.内科の対象疾患は多く,他科にくらべ,かかりつけ医となることが多いのも特徴です.
外科疾患でも,初めに診るのは内科のことがあります.早期発見・早期治療の入り口です.予防接種や健康診断を実施,自立支援や介護との連携などを通じ,地域包括ケアを担います.
「健診でメタボがひっかかった.健康が不安,病気が心配,検査や薬が必要だが何科に行けばよいか分からない 」とことと歩いて行ける内科にご相談ください.
糖尿病疼痛緩和内科は,糖尿病の痛みを扱う診療科です.閉塞性動脈硬化症は見逃せない対象疾患です.しかし,そうなる前に血糖を下げる努力が必要で,糖尿病内科の担当分野です.対し,糖尿病性末梢神経障害は糖の治療が奏功し,血糖がさがってくると痛みや蟻走感が出てくるので,この科の主要対象疾患となります.この痛みをしずめないと,食べて血糖を上げて痛みを止める問題行動につながります.生活習慣病対策の下支えになくてはならない科です.
「糖尿病の治療をしたら,手足が冷ッとして,虫が這うような感じがした.血の巡りが悪い.とにかく痛い」糖尿病疼痛緩和内科にご相談ください.
漢方内科は,患者様を家族,地域,ひいては自然の中でバランスをとりながら生活する人として対応する診療科です.漢方薬を使うばかりが漢方ではありません.西洋薬や手術でも,最新のバイオテクノロジーでも何でも良いものは使う ... そんなバイタリティが漢方内科の真骨頂です.
健康保険の約束があるので便秘症,高血圧症,腰痛症など,西洋医学の病名を診断します.しかし患者様の自然治癒力を高めようとする姿勢は不変です.
「漢方薬に興味がある.自然な治療をしたい.療養のために生活を犠牲にしたくない」漢方内科にご相談ください.
アレルギー疾患疼痛緩和内科は,免疫が関わるアレルギーの病気の内,痛みを伴うものを扱う診療科です.関節リウマチや他の膠原病を含む自己免疫疾患が多くをしめます.血液や他の検体検査が診断の参考になるものだけでなく,長い経過もありえます.
「皮ふや粘膜が荒れる,アレルギーがひどい.橋本病やバセドウ病が心配,何より痛い」アレルギー疾患疼痛緩和内科にご相談ください.
リウマチ科は,関節リウマチやリウマチ関連疾患を扱う診療科です.
関節リウマチに限れば圧倒的に女性が多いのが特徴です.当院は痛みを幅広く診る関係で,男性リウマチを比較的多く拝見します.またリウマチ関連疾患と典型的な膠原病の境目は判然とせず,他の疾患から関節リウマチがあぉらかになることもしばしばです.
「朝のこわばりが気になる,関節の痛みが移動した」リウマチ科にご相談ください.
神経疼痛緩和内科は,神経痛など神経にまつわる痛みを扱う診療科です.ペインクリニック内科を含む,痛みの診療科に共通する神経内科の知識,神経の形や位置,働きがベースとなっています.
神経痛の三分類のうち,神経叢が異星疼痛と痛覚変調性疼痛が主な対象疾患です.
「手足に通るような痛みが走る.しびれ痛みがきつい.神経痛が治らない」神経疼痛緩和内科にご相談ください.
老人内科は,老化に伴う変化と,それにまつわる諸問題に対応する診療科です.骨粗鬆症や関節の変形,認知症,フレイルなど,高齢になれば避けられない病気がたくさんあります.老化はすべての臓器に起こるので,多くの科にまたがる幅広いジャンルです.生活の質を保つため,医療だけではなく介護との連携も必須です.
「若いつもりだが,昔のようにゆかない.気力・体力が衰えた.一人では不安」老人内科にご相談ください.
疼痛緩和皮膚科は,皮ふの病気の内,痛みを伴うもの,痛み出す可能性のある疾患を扱う診療科です.
対象疾患のうち一番多いのが帯状疱疹です.急性期に痛いのはもちろん,お手当を誤ると高率で帯状疱疹後神経痛になり,生活もままなりません.>詳細<
他に膠原病の一群,ケガや熱傷の後遺症など,皮ふ関連の痛みを幅広く診ます.
「帯状疱疹,肌荒れがひどい.皮ふが痛い,しびれる」疼痛緩和皮膚科にご相談ください.
ペインクリニック内科は痛みを手始めに病気を診療する診療科です.器質的な変化や病名濃霧の有無は問いません.痛みやしびれ,麻痺など神経関連の症状を訴える患者様やご家族の諸問題を解決すべく努力します.「内科」は,手術などの介入は次点と言う意味でついています.とはいえ神経ブロック,特に永久ブロックのような外科的手法もいとわない.あくまで患者様の訴える症状を元に手を尽くします.この姿勢が当院の患者様ご家族が主役,西薬や漢方を分けないなど,全人的診療の基礎となりました.
「痛みどめが効かないな,とにかく痛い.正常だと言われた」ペインクリニック内科にご相談っください.
がん疼痛緩和内科は,がんによる痛み,癌性疼痛を対象とする診療科です.がんの種類やステージは問いません.患者様が,その方らしく生活できるよう努める科とも言えます.決して治療をしないのではありません.根治療法,対症療法を問わず幅広くがんの痛みと相対します.
「がんと言われた.にかく痛みはごめんだ」がん疼痛緩和内科にご相談ください.
緩和ケア内科は,根治療法と対症療法を問わず,患者様ご家族が自分らしく生活できるよう対応する診療科です.がんを対象にした,がん疼痛緩和内科を含む領域で,全ての診療科にまたがる広い療養分野です.また患者様の人生を超え,遺されたご家族にも目を向けます.広くて長い診療科です.すべての疾患が対象です.加えて致命的な先天疾患と老化に伴う変化も診ます.
「治らないのは分かった.でも痛いのはいや」緩和ケア内科にご相談ください.
麻酔科は,致命的な状態でも厳密に全身管理を行う診療科です.手術の前中後に疼痛管理を含む全身管理を行う手術麻酔が主軸です.局所および前深麻酔その技量から集中治療,救急救命,ペインクリニック,緩和ケアにも広がる中核技術でもあります.
「手術の麻酔が不安.痛みに困っている」麻酔科にご相談ください.
リハビリテーション科は,機能回復や能力獲得を目指す診療科です.病気やケガなどで失われた体の働きを取り戻すのが機能回復.先天疾患で元々ない能力や,老化で戻らない能力に代わるチカラを身に着ける能力獲得 ハビリテーションの二本柱です.能力の象徴するすべての疾患が対象で,診療科というより診療姿勢ともいえる広いジャンルです.
能力獲得は,少しでも良くなって欲しいということですので,もはや医のココロともいえます.
「後遺症,機能低下を克服したい.この年齢(病状)を乗り越えるチカラを身に着けたい.病気に負けたくない」リハビリテーション科にご相談ください.
脳神経リハビリテーション科は,機能回復・能力獲得をはかるリアびりテーションの内,脳や末梢神経の傷害を対象とする診療科です.脳梗塞や脳出血,くも膜下出血などの脳卒中.脳腫瘍や他の癌,感染症などの合併症・後遺症.麻痺や失調をともなう病気を診ます.
神経の自然治癒力は比較的高く,生活に合わせ,リハビリを療養にくみいれてゆくことになります.
「脳卒中で片麻痺が残った.難病で力が入らない.動きが乱れる」脳神経リハビリテーション科にご相談ください.
整形リハビリテーション科は,骨や筋肉,関節などの整形外科疾患に対する機能回復をはかる診療科です.骨折や脱臼などの回復だけでなく,関節の変形や背骨の曲り,筋肉の衰えなど加齢性変化にも対応します.肩こりや腰痛,関節痛や筋肉痛など,多くの方が常に肝得る病態を扱います.
「首肩,足腰が痛いしびれる.背筋が痛い.フレイルが心配」整形リハビリテーション科にご相談ください.
法令順守 ⚖ 院内への掲示と院外とネットに表示する項目をお示しします.
・情報通信機器を用いた診療(オンライン診療)
初診の方へ処方出来る薬には制限があります(睡眠薬などの向精神薬の処方不可)
患者様の状態に応じ医師の判断のもと,リフィル処方や28日以上の長期の投薬を行う場合がございます.
・医療情報取得加算
マイナンバーカードによる保険証(マイナ保険証)の利用を推奨しております.
医療情報取得加算として診療報酬点数を算定します.
・医療DX推進体制整備加算
当院は医療DX推進して質の高い医療を提供できるように体制整備を行っております
①オンライン資格確認等システムによる取得した医療情報等を活用して診療を実施しております
②マイナ保険証利用を促進するなど,医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでおります
③電子処方箋の発行も行っております