骨がスカスカ・骨折・激痛「骨粗鬆症」
<どんな症状?>
粗鬆症は骨が弱くなって,骨折しやすくなる病気です.
朝,起き上がるとき背骨に激痛がはしったり,椅子から立ち上がった時や歩き始めに腰や膝が痛む.
そのままにしておくと目に見えない骨折が増え,骨や関節が痛みます.
<検査>
血液・尿検査で骨代謝マーカーを測定して骨の代謝をしらべます
(NTx,DPD,CTx,カルシウム)
骨がとけるスピードをはかることで腰が曲がる前に診断できます早期発見が大切です
毎日,1回内服するビスフォスフォネート製剤(リセドロン酸等)と週に2回注射する合成カルシトニン(エルカトニン)がおすすめです.
これでも骨が強くならない時は毎日,ご自身で注射するフォルテオによる治療も有効です.外来での処置,神経を伴う症状がでたら点滴,ブロックを行います
<まとめ>
カルシウムやビタミンD,ビタミンKをとり,骨密度の低下を防ぐとともに,適度な運動で骨を丈夫にしてゆきましょう
曲がった骨は戻りません!!
早期発見が大切です,更年期だから高齢の病気だからとあきらめないですぐに,ご相談ください.
骨粗鬆症チェックリスト
3つ以上注意
①女性である
②この記事に興味がある
③骨や関節がきしむ
④動き出す時に足腰が痛い
⑤腰が曲がる家系である
1つでも危険
⑥ステロイドを服用している
⑦最近、身長がちぢんだ
⑧閉経または更年期である
⑨すぐに背骨や節々が痛む
⑩ひょんなことで骨折した