関節痛

関節痛に気づいたら

肩が痛い,膝が痛い...日常会話のなかでよく聞く症状で,放っておけば治るからとそのままにされがちです.ですか,その関節痛は変形性関節症,関節炎につながるサインかもしれません.

こじれる前に治療を始めましょう

関節痛の症状の他に神経痛を伴い,こじれて長引きます.

さらに無理をし続けると関節がだめになり,手術に至ることも...

●悩まずお早めにご受診ください

症状が軽いうちに早めに手を打って,悪くなる前に治療していきましょう.

関節痛の裏にはいろいろな誘因や症状が隠れています.

四十肩・五十肩

一般的に四十肩・五十肩といわれる肩関節周囲炎は,40代・50代と年齢を重ねることで,肩の周りの筋肉が硬くなり肩関節に負担がかかって痛みが出てきます.加齢や運動不足が誘因となります.

肩関節周囲炎について詳しくはこちら

変形性関節症

関節がすり減り痛みが出て動きがわるくなります.ケガや老化ですすみます.

変形性関節症について詳しくはこちら

リウマチ・関節炎

関節が熱を持ち腫れて痛むタイプです.ばい菌が入る感染型や,リウマチなどの免疫異常型があります.

リウマチについて詳しくはこちら

外来診療

●痛ければ関節痛と診断できます

変形や炎症など何から痛みがきているのかを,病歴,理学所見,血液検査,画像診断などで調べていきます.

●生活改善がカギ

それぞれの誘因によって,お薬や注射,リハビリなど組み合わせて治療していきます.

痛みが出るのは生活習慣が誘因となっていることも多いため,生活の改善を一緒に考えていきましょう.

●診療の流れ

ねん挫などの明らかな急性病以外は,年齢とともに関節痛が増えていくので慢性病として対処していきます.あわせて,急な痛みには一時的に急性病として対処します.

●お薬について

病状に合わせて相談しながら使っていきましょう.

●注射

関節注射など症状に合わせて使っていきます.

●ブロック注射

お悩みの症状に神経痛が伴う時は,神経のそばにお薬を入れ,痛みの悪循環を改善するブロック注射 をお勧めします.

ペインクリニック

ブロック注射の動画 🐰

●リハビリ

水圧マッサージ

電気

温熱

レーザー

運動療法など

生活で気を付けること

●症状のきっかけは生活の中に...

仕事などの生活の負担,運動不足,生活習慣,加齢などが誘因となります.

運動や食事,生活リズムなど生活のバランスを整えることが大切です.できることから一緒になって考えていきましょう.

☆運動について詳しくはこちら