腰痛

身近にある腰痛も危険信号かも...

腰痛は,日本人の半数以上が常に感じている症状です.筋肉の疲れだけでなく背骨の変形による神経障害や血行障害,脊椎関節症・仙腸関節症に加え,子宮筋腫やがんなどそのほかの病気が潜んでいることもあります.

●放っておくとうつ状態になることも

腰の変形や内臓疾患など裏にかくれた病気が進み,マッサージを受けても休んでも腰痛がほぐれなくなります.腰痛が気になり思い切った運動ができずますます固くなる悪循環におちいり,うつ状態になることも.生活がままならなくなり家族にうながされて受診されることもあります.

●悩まずお早めにご受診ください

症状が軽いうちに早めに手を打って,悪くなる前に治療していきましょう.

外来診療

●診断は問診と医師による身体診察や検査

問診,理学所見,尿や血液の検査,画像診断で併存症の洗い出し,背骨や仙腸関節など関連臓器の障害程度をみていきます.

●お薬

  • 高血圧など基礎疾患の薬

  • 骨粗しょう症薬

  • 血の巡りをよくするお薬

  • バランスをとる漢方薬

●注射

  • 神経の再生をうながすビタミンB群の点滴

  • ノイロトロピン

  • 仙腸関節注

など,お薬や注射は診察で話し合いながら症状にあわせて使っていきましょう.

●ブロック注射

腰部硬膜外ブロック

お悩みの症状に神経痛が伴う時は,神経のそばにお薬を入れ,痛みの悪循環を改善するブロック注射 をお勧めします.

ペインクリニック

ブロック注射の動画 🐰

●リハビリ

・水圧マッサージ電気

・温熱

・レーザー

・牽引(※)

・運動療法など


生活で気を付けること

過労や冷え,便秘など腰痛がひどくなる誘因をなくす生活の工夫をしましょう.

運動を中心とした生活改善

運動中心の生活リズムと食事などのバランスを整えることも治療の一つです.痛いからといってまったく動かないでいるとかえって関節などの動きが悪くなり痛みの悪循環に入ります.症状が軽いうちにウォーキングや,腰痛体操を行いましょう.

まずはできることから,一緒に考えて治療をしていきます.

☆運動について詳しくはこちら

腰痛体操の例

※あくまでも例であって,これがすべてではありません.
引用:公益財団法人東京都医師会:外来で指導できるロコモ体操(東京都医師会版)