花粉症

スギ・ヒノキ・ブタクサ・アキノキリンソウ等の花粉で起こる病気「花粉症」について

花粉の時期
(スギ 1～２月,

ブタクサ ８月～９月）に症状が出ます．
症状は,目のかゆみ,充血,涙などの目にくるアレルギー性結膜炎
鼻の痒み,くしゃみ,鼻水 鼻づまり,のどの痛みなどのアレルギー性鼻炎 が出ます．

中には微熱,頭がぼーっとする,だるさ,頭痛などのアレルギー性全身症状 が出る場合もあります．

• 前年から
  舌下免疫療法（減感作療法）

• ひと月前から
  抗アレルギー薬

• 症状がでてきたら
  漢方薬
  （小青竜湯など）， 抗ヒスタミン薬 （第一・第二世代）

点眼・点鼻薬
抗アレルギー薬，ステロイド

• 症状がひどい時
  ノイロトロピン注射，点滴，ブロック注射

• 花粉を避けるのが第一
  外出の時にはマスクをつけ，花粉が多いところはなるべく避ける．帰宅時にはほこりを払い，うがい，洗顔・眼・鼻，シャワーなどでほこりを落とす．空気清浄機をかけて室内の花粉を減らすなどの工夫が必要です．

• 運動や食事などの生活改善
  基本的な体力をつけると同時に便秘を防ぎます．花粉は鼻汁にのって胃腸に入り，免疫を乱すため便秘になるほど花粉症がひどくなります．重症になると下痢になるのは体がおなかにたまった花粉を出そうとするからです．

• 花粉が飛ぶ前に薬を飲みましょう
  花粉の時期のひと月前から，眠くならない抗アレルギー薬を飲み始めましょう.
  生活するために副作用の少ない治療法を選びます．

• 花粉症はよくなります
  何年か経つと体が慣れて症状が軽くなります．
  一緒に療養してゆきましょう．