栃木で●糖尿病●を着実に

どんな病気?

血液の中のブドウ糖の濃度が高い状態が続いてしまう病気です.血糖値はインスリンというホルモンの作用でほぼ一定値が保たれています。糖尿病になると、血糖を調節する仕組みがうまく働かなくなり、血糖値が高い状態が続いてしまいます.

どんな症状?

無症状が一番怖い

最初のうちはほとんど症状を感じることはありません.症状を感じるころには,糖尿病がある程度進行している場合が多いです.

●何で気がつくの?

のどの渇き,たくさん水を飲む,たくさんおしっこが出る,やせるなどの症状で気がつきます.

●放っておくと?

糖尿病合併症・うつなど精神障害を引き起こします.血のめぐりが悪くなって,冷え性や肩こりがひどくなったり,採血や点滴ができなくなったりします.また,血管不全による足症状(腐ってしまう,切断しなくてはならない等)が出てきます.

どんな検査?

●血液や尿の検査

尿糖,血糖,ヘモグロビンA1C,インスリン
貧血・肝・腎機能などの一般的なチェック
コントロール目標値
血糖正常化を目指す際の目標:6.0%未満 
合併症予防のための目標:7.0%未満 
治療強化が困難な際の目標8.0%未満

●他の検査 

院内画像検査
心電図
院外画像検査
MRI

●他の病気と副作用をチェック

検査は安心して診療できるようにするためのおまもりです.他の悪い病気がないか,副作用が出ていないかをチェックするのが第一の目的です.

どんな治療?

糖尿病・糖尿病合併症それぞれに対しての治療があります.

●一般的な生活改善

運動中心の生活リズムと食事などのバランス.

●糖尿病(血糖を下げる治療)

DPP4阻害薬アルファGB阻害薬
インシュリン感受性改善薬
インシュリン分泌促進薬
インシュリン

●糖尿病合併症(メタボ・痛みの治療)

鎮痛補助薬
点滴(ビタミンB群ノイロトロピン)
痛みのブロック注射
リハビリ

●その他治療

高血圧・高脂血症など他のメタボをしっかり治療
糖尿病末梢神経障害の痛みやしびれの治療
足病変には足の清潔から

●他の病気と副作用をチェック

検査は安心して診療できるようにするためのおまもりです.他の悪い病気がないか,副作用が出ていないかをチェックするのが第一の目的です.

診療のながれ

●しらべる

健康診断や外来で血糖ヘモグロビンA1Cなどの検査で糖尿病を確定します.

●ととのえる

2~4週ごと:血液や尿の検査などから,
1~2週ごと:症状や生活の様子から,生活改善の仕方やお薬を調整します.

●おちついたら

2週ごと:生活改善の確認とお薬
4週ごと:血液や尿の検査
半年ごと:院内画像検査,眼底検査
1年ごと:院外画像検査,インスリンを含む特殊な検査(この時だけ食ぬき)

ほどほど,コツコツでだいじょうぶ

日々の生活を改善していき,コツコツと診療を続けていけばだいじょうぶです.