栃木で●帯状疱疹●を着実に

子供の頃の水ぼうそうウイルスが長年神経の中に潜んでいて,体力が落ちた時に暴れだすのが帯状疱疹です.ストレス・肥満・ガンなど、他の病気が体力低下の原因となる時があります.放っておくと夜眠れぬほど痛くなる辛い病気を詳しく見てみましょう.

●何で気がつくの?

体中どこか一か所,虫にさされたようなチクチクした痛みから始まります.同じところにブツブツが出て,神経に沿って広がります.ブツブツは初め赤茶色で,真ん中に水膨れができます.ちょうど目玉焼きのような感じです.痛みよりブツブツが先に出ることもあります.

●放っておくと?

ブツブツが治ってきても,激しい痛みが続きます.そこに物が触れただけで,嫌な感じを伴う痛みが走り夜も眠れません.「このまま治らないのでは?」と気が滅入り,生活もままならなくなります.
何週間経っても痛みが消えないどころかいたたまれない激痛が続く,帯状疱疹後神経痛になることもあります.

どんな検査?

皮膚の症状と経過から診断できます.

●血液や尿の検査

水痘・帯状疱疹ウィルス抗体価
貧血・肝・腎機能などの一般的なチェック

●他の病気と副作用をチェック

検査は安心して診療できるようにするためのおまもりです.他の悪い病気がないか,副作用が出ていないかをチェックするのが第一の目的です.

どんな治療?

●一般的な生活改善

運動中心の生活リズムと食事などのバランス.
疲れやストレス他の病気などが引き金になります.まずはゆっくり休みましょう.
刺激を与えないことが原則です.触れることはもとより,軽い家事や仕事でも痛みがひどくなるなら止めましょう.

●お薬

なるべく早く抗ウィルス薬
初めの頃NSAIDsなど一般的な痛み止め
徐々に鎮痛補助薬やオピオイド

●注射

痛みどめ
ビタミン
ブロック注射
水痘ワクチン
子供の頃に水痘の予防接種を受けていても、抗体検査で抗体が少ない時は再度予防接種をおすすめします.

●他の治療

光線療法

診療のながれ

●しらべる

診察・血液や尿の検査から帯状疱疹を確定します.

●ととのえる

初めのうちは:連日痛み止めのお注射や飲み薬の調整
強い痛みがだんだんなくなり,ブツブツがかさぶたとなったら
2~4週ごと:血液や尿の検査
1~2週ごと:症状や生活の様子から,生活改善の仕方やお薬を調整します.

●おちついたら

裏に隠れているウイルス・肥満や、少し残った痛みに
2~4週ごと:生活改善の確認とお薬.
2~4か月ごと:血液や尿の検査.

他には?

ブツブツが出る3,4週間前の冠婚葬祭などのストレスがきっかけになります.日頃から極端な疲労を避けましょう

ほどほど,コツコツでだいじょうぶ

すでに無理が出来ないと体が訴えている状態なので,かかりつけ医をきちんと作り診療を継続するようにしましょう.
日々の生活をととのえ,コツコツと診療を続けていけばだいじょうぶです.